ChatGPT時代に問う。人間の“深く考えるデザイン”とは
「WEBデザイナー、多すぎじゃない?」
そう思ってしまうほど、最近はWEBデザインスクールが乱立し、フリーランスを目指す人もSNSや広告で頻繁に見かけます。猫も杓子もWEBデザイナー時代。
Photoshopが使えなくてもCanvaがあるし、WordPressやペライチなどのノーコードツールも進化、さらにはChatGPTまで!便利なツールが増えた今、「自分でもいけるかも」と思う人が増えるのも当然です。
けれども、10年前にWEBデザインを学び始めた私が今、強く感じているのは——
「本当のWEBデザインは、“作れる”その先にある」ということ。
私ははじめホームページビルダーを使って趣味としてサイトを作っていましたが、仕事にしようと思いたち、10年前にインターネットアカデミーという老舗スクールで基礎から学びました。Webの国際標準化団体であるW3Cのメンバーである、いわば正統派のスクールを選んだことは運がよかったと考えています。PhotoshopやIllustratorの操作、HTML/CSSのコーディング、ワイヤーフレームやデザインカンプの作り方…。「見よう見まね」では辿り着けない、体系的な学びの時間は、今も私の軸になっています。
最近は「3ヶ月で月収100万」「スクール卒業すぐに案件獲得」なんてキャッチコピーも目立ちますが、現実はもっと地道で、だからこそ面白い。
ノーコードでサイトが作れても、それはようやくスタートラインに立てたという段階。表面だけでなく、設計・導線・ユーザー体験まで考えてこそ、本当の意味で価値あるデザインになります。
そしてこの時代。
AIの進化は確かにめざましく、私も制作でその力を借りる場面が増えました。けれど、人間だけが持つ“深く考える力”がこれからもっと大切になる——そう感じています。ChatGPTにコードを書かせても、その意図や仕組みを理解しているかどうかで、仕上がりに大きな差が出るのです。
だから私は、あえて今「アクセシビリティ」という基本に立ち返り、ユーザーにやさしいWEBを追求しなおしています。
進化のスピードが速い今だからこそ、一歩立ち止まって本質を見つめることが、プロとしての成長に直結すると信じているのです。
WEBデザインって、ほんとうに奥が深い。
だからこそ、飽きることなく、面白くてたまらない。
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